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対談vol.14

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宮下今回の対談は、いつもとは志向を変えて伏見にある和菜 輝(きらり)さんからお送りします。ゲストは、不動産投資の仕事をしている株式会社エヌ・エス・ケーの近藤社長、そして、輝さんの大将安藤さんにも参加していただきます。初めての3者対談です。

近藤社長との出会いは、僕がまだ20歳だったサラリーマンをしていた頃になります。
最近ではゴルフの師匠です。その近藤社長に紹介していただいて知り合ったのが、安藤さんです。まだ知り合って1ヶ月程ですが、ちょこちょことお店を利用させていただいています。ちなみに、近藤社長と安藤さんは、どのように出会ったのですか?

近藤15年くらい前になるのかなぁ。安藤さんのススキノのお店に行ったときに、意気投合してからの付き合いになります。きらりには、毎日のように来てますよ。家がすぐそこだから。

宮下きらりさんの近くに引っ越して来たんですか?

近藤こっちの方が先に住んでるからね。

安藤僕が狙って、近藤社長の家の近くにあえて店を出したんですよ(笑)。

近藤バイトの子より出勤率は良いと思う(笑)。

宮下僕も、自宅の近くにこういうお店があったら良いなぁと思います。1人でも来たくなるとても素敵な店ですよね。

安藤じゃあ今度は、宮下社長の家の近くに店を出しますね(笑)。

宮下では、そろそろ仕事の話をしましょうか。昔から、近藤社長には本当に色々なことを教わってきました。僕を、20歳から知っていますからね。

近藤当時の宮下くんは、若く見られてしまうのが男として嫌だったんだろうね。年齢を全然教えてくれなかったんですよ。対等にビジネスしたい気持ちだったんだと思う。

宮下「年齢はまぁ、仕事に関係ないじゃないですか」とか、生意気なこと言って流してましたね。

近藤確かに、20歳ってわかった瞬間「お前20歳なの?」ってなるよね。

宮下そうなんですよ。お前になりますよね(笑)近藤社長には何回も怒られたし、ヤキも入れられたし。

近藤…記憶にないんだよね。

宮下いやいや、当時はアリンコみたいに踏まれてましたね。昔はよく、「あの辺りの空きテナント、リーシングしてきて」って言われて、貸さないと言ってますなんて伝えると、「貸してくれるようにしてきて」ですからね。その時は、車庫をテナントにするって言い出してましたよ。しかも、入居者が車庫をまだ使っていたんですよね。結局、入居者に解約してもらって借りました。

近藤車庫は大変だったね。でも、今までで一番儲かったかもしれない。

宮下仕事への執念が凄い人だなぁって本当に思います。当時から、不動産投資だけではなく、飲食店もやっていましたよね。

近藤そうそう、全部で25店舗。色々大変だったなぁ。牛タン屋をオープンしたら、すぐにBSEの大流行とかね。

宮下恐ろしいほどの利益と負債を繰り返して来ましたよね。

近藤多分、失敗の方が圧倒的に多いと思う。でも、わずかだとしても、その少しの成功を太くすれば良いだけの話だよね。

宮下出会った頃は、まるで巨人とアリの様な関係も、今では経営者としての相談をしたり、不動産の情報交換をしたり、当時とはまた違った良い関係が築けているのは嬉しいですね。それにしても、近藤社長はどこから入ってくるんだろうという情報をよく知っていますよね。たまに、すごい物件名が出てくることもありますよね。

近藤最近は、競売物件が多いよね。今の競売は、任意売却より高いし。競売に融資が付くようになってから時代は変わったね。

宮下任意売却っていうのは、借金のために不動産を売却する際に、競売にかけないで債権者と金額の話し合いをして物件を売却する仕組みですね。物件にもよりますけど、競売の方が高く売れることが本当に増えましたよね。一般の人が手を出しやすい、一戸建てとかマンションは特にですよね。

近藤競売は、オークションみたいなものだから。

宮下20%の予納金は必要になりますけど、昔と比べて売却の考え方は変わりましたよね。今は、新築の賃貸でも入居者が決まらない時代ですからね。外壁にこだわったり、お風呂にテレビをつけたりと物件をハイグレードにしても決まらない。オーナーが投資した分がリターンするかなんてわかんないですよね。

近藤少子高齢化だよね。不動産業界はサバイバル時代だと思う。生ぬるいことは言っていられないからね。

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